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この筐体の寸法はかなり際どいが慣れると存外に良い。ぎりぎり片手で操作できなくもない範囲で相応に大きいディスプレイサイズを実現している。背面に凹凸を備えたOasisほどのホールド感はないが、このPaperwhiteも大抵は片手持ちをキープできる。電車内で片手が吊り革に占められている状況下ではある意味一番ありがたい”機能”と言えるかもしれない。
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して、問題はタッチ操作だ。そもそもページ送りボタンにこだわっていたのは従来のE-ink端末のレスポンスが芳しくないせいだ。タッチしてページを送ったつもりが送れていない、逆に、送ったつもりがないのに送られている。タッチ操作から反映までのフィードバックが鈍く調子が合わないなど、E-ink端末の物理ボタンはこうしたタッチ操作由来の問題を抹殺すべく'80年代から21世紀の未来に送り込まれたのだった。ターミネーターとは逆だな。
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して、問題はタッチ操作だ。そもそもページ送りボタンにこだわっていたのは従来のE-ink端末のレスポンスが芳しくないせいだ。タッチしてページを送ったつもりが送れていない、逆に、送ったつもりがないのに送られている。タッチ操作から反映までのフィードバックが鈍く調子が合わないなど、E-ink端末の物理ボタンはこうしたタッチ操作由来の問題を抹殺すべく'80年代から21世紀の未来に送り込まれたのだった。ターミネーターとは真逆だな。
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だが、この新型Paperwhite、期待を大幅に上回るほどレスポンスがおそろしく速い。端末のハードウェア性能が進化している。以前は数秒単位で待たされていた辞書も一瞬で表示される。レスポンスが良いということはつまり誤入力もしにくいわけで、もはや物理ボタンなしでもまったく操作に困らない。
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