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Rikuoh Tsujitani 2024-03-25 13:05:31 +09:00
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@ -7,7 +7,7 @@ tags: ['diary', 'novel']
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五ヶ月ほど前に[触れていたものの、](https://riq0h.jp/2023/10/16/203735/)ようやく作品の提出がすべて済んだので改めて宣伝しておく。当初は短編一作の寄稿を予定していたが、様々な事情により最終的に二作の中編を書き上げた。おおむね当初の想定通りのコンセプトを維持できたと感じている。限られた可処分時間の中で応分の仕事をまっとうした自分自身を素直に褒めたい。
五ヶ月ほど前に[触れていたものの、](https://riq0h.jp/2023/10/16/203735/)ようやく作品の提出がすべて済んだので改めて宣伝しておく。当初は短編一作の寄稿を予定していたが、様々な事情により最終的に二作の中編を書き上げた。おおむね当初の想定通りのコンセプトを維持できたと感じている。限られた可処分時間の中で仕事をまっとうした自分を素直に褒めたい。
前述の記事に書いている通り、僕は魔法少女ものの作品をろくに観た経験がない。直撃世代なのに「まどマギ」も観ていないし、いま放送中の作品もまったく観ていない。しかし、このジャンルがやたら流行っているのはひしひしと肌身に感じている。SNS上でも身の回りでも皆さんが魔法少女について語り合っているのをよく見かけるからだ。
@ -17,7 +17,7 @@ tags: ['diary', 'novel']
これのなにがありがたいのかというと、第一に一定の制約が課されているおかげで話作りの方針を固めやすかったところだ。これがもしただの「魔法少女もの」だったら学園ラブコメから異世界スローライフまでなんでもありの、事実上のオールジャンルと化してしまう。そこへいくと本合同誌の掲げるテーマは、戦争もの、軍記もの、政治劇、その他ミリタリーっぽいもの、といった方向性におのずと腰が落ち着く。
第二に、検索してもあまりヒットしないくらい真新しいテーマなら、僕のようなジャンルに知悉していない素人でも参入障壁は比較的低いと考えられる。また合同誌の性質上、本誌は魔法少女のなんたるかを知り尽くした方々が盛んに筆をとっている。この中で一作、二作ばかりが好きにやっていても変わり種として受け入れてくれるだろう。
第二に、検索してもあまりヒットしないほどに真新しいテーマなら、僕のようなジャンルに知悉していない素人でも参入障壁は比較的低いと考えられる。また合同誌の性質上、本誌は魔法少女のなんたるかを知り尽くした方々が盛んに筆をとっている。この中で一作、二作ばかりが好きにやっていても変わり種として受け入れてくれるだろう。
そういうわけで、先達の胸を借りるつもりでずいぶん勝手気ままに書かせてもらった。今回の創作を通じて、このジャンルに秘められた諸要素の一片だけでもうまく発芽せしめられることを願っている。さしあたり僕の寄稿作品のあらすじを下記に掲載したので、ひとまず皆さんのお眼鏡に適いそうか見ていってほしい。
@ -30,7 +30,7 @@ tags: ['diary', 'novel']
## 仮題「魔法少女の従軍記者」
**ほんの少し先の未来。国連安保理は砂塵嵐の吹きすさぶかの地に屹立する未承認国家TOAへの実力行使を決議した。圧倒的な戦力差により趨勢は早期に決すると思われたが、そこへどの国家の管理下にもない未確認の魔法能力行使者が現れる。戦略級魔法能力行使者と目される新たな敵は国境を物理的に寸断、国連軍の航空戦力を瞬時に壊滅させて籠城の構えをとった。**
**ほんの少し先の未来。国連安事会は砂塵嵐の吹きすさぶかの地に屹立する未承認国家TOAへの実力行使を決議した。圧倒的な戦力差により趨勢は早期に決すると思われたが、そこへどの国家の管理下にもない未確認の魔法能力行使者が現れる。戦略級魔法能力行使者と目される新たな敵は国境を物理的に寸断、国連軍の航空戦力を瞬時に壊滅させて籠城の構えをとった。**
**戦死者の急増、高まる国際世論の批判を受け、国連も魔法能力行使者の派兵を決定する。直々に指定を受けた人物は映画の初主演を控えた注目の女優にして、若者世代を代表するインフルエンサー。そして、アメリカ合衆国で唯一の戦略級魔法能力行使者である。ありとあらゆる出来事がコンテンツ化される時代において、超人同士の戦争がその対象にならないはずがない。**