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Rikuoh Tsujitani 2024-02-10 22:14:47 +09:00
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commit 5281bd20a9
Signed by: riq0h
GPG key ID: 010F09DEA298C717

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@ -109,7 +109,7 @@ tags: ['essay', 'tech']
かねてよりActivityPubは懐の広い設計仕様を持つ反面、様々な問題が指摘されており、サーバを移す際に投稿データを移行できないだとか、フォロー情報のインポートも不完全な形になりやすいといった不都合を抱えている。他のサーバ同士と相互通信できるといっても、情報取得に関わる諸々の支障から微妙にサーバ間の壁を感じてしまう。 かねてよりActivityPubは懐の広い設計仕様を持つ反面、様々な問題が指摘されており、サーバを移す際に投稿データを移行できないだとか、フォロー情報のインポートも不完全な形になりやすいといった不都合を抱えている。他のサーバ同士と相互通信できるといっても、情報取得に関わる諸々の支障から微妙にサーバ間の壁を感じてしまう。
こういった事情が災いしてか、ただでさえ人気のサーバにユーザが集中しやすい風潮も相まって、ActivityPubの分散型は実際には分断型でしかないとも揶揄されている。肥大化する巨大サーバと孤立気味の小規模サーバに分かれてしまっているのだ。前者は莫大なサーバ維持費に苦しみ、後者はむやみやたらな創設と廃止が目立つ。そして前述の通り、サーバの移住は完璧な形には程遠い。 こういった事情が災いしてか、ただでさえ人気のサーバにユーザが集中しやすい風潮も相まって、ActivityPubの分散型は実際には分断型でしかないとも揶揄されている。肥大化する巨大サーバと孤立気味の小規模サーバに分かれてしまっているのだ。前者は莫大なサーバ維持費に苦しみ、後者はむやみやたらな創設と廃止が目立つ。そして前述の通り、サーバ間の移動は完璧な形には程遠い。
AT ProtocolはこうしたActivityPubの技術的課題を解消すべく設計されている。具体的には、負荷の高い機能部分を公式が運用することで完全な移住機能とデータの保持、サーバ間の違いを意識させない高度な透過性を果たすという。以下でAT Protocolの内側を雑に説明していく。 AT ProtocolはこうしたActivityPubの技術的課題を解消すべく設計されている。具体的には、負荷の高い機能部分を公式が運用することで完全な移住機能とデータの保持、サーバ間の違いを意識させない高度な透過性を果たすという。以下でAT Protocolの内側を雑に説明していく。