diff --git a/content/post/MatrixでDiscordSlackを所有する.md b/content/post/MatrixでDiscordSlackを所有する.md index 3d31166..dcde733 100644 --- a/content/post/MatrixでDiscordSlackを所有する.md +++ b/content/post/MatrixでDiscordSlackを所有する.md @@ -11,7 +11,7 @@ tags: ['tech'] しかし他に寄辺のない異常独身男性が集結せしDiscordサーバを運用している立場としては、一つのサービスの死がコミュニケーションの喪失を引き起こしかねない現状はまったく好ましくない。彼らは他のSNSをあまり使わない。以前から代替ツールを模索してはいたが、企業運営の類似サービスでは面白みに欠けるし、かといってセルフホスト型だと「そのためだけのアカウント」が余分に増えてしまう。なにしろ従来の形態ではサーバごとに別のアカウントを作らなければならないのだ。 -そこで、ようやく手を出したのがMatrixだった。情報技術系のコミュニティで広く使われていたり、やたら熱心な信奉者を見かけるこのプロトコルは、分散型ネットワークを形成するためセルフホスト型でありながら一つのアカウントで他のサーバに接続することができる。(プロトコルの発展次第で)作ったアカウントが活かせるのは説得材料になりうる。 +そこで、ようやく手を出したのが[Matrix](https://matrix.org)だった。情報技術系のコミュニティで広く使われていたり、やたら熱心な信奉者を見かけるこのプロトコルは、分散型ネットワークを形成するためセルフホスト型でありながら一つのアカウントで他のサーバに接続することができる。(プロトコルの発展次第で)作ったアカウントが活かせるのは説得材料になりうる。 7月に自鯖を持って以来、長らくActivityPubにかかりきりだったがそろそろ他の分散型プロトコルを触っても良い頃合いだ。さしあたり避難所的に運用してMatrixと関連エコシステムの手触りを学んでおいて損はない。本稿はMatrixのリファレンス実装サーバであるSynapseと、WebクライアントのElementを利用した構築方法について記す。