diff --git a/content/post/キーボードのことだけ考えて眠る.md b/content/post/キーボードのことだけ考えて眠る.md index dd564be..8826966 100644 --- a/content/post/キーボードのことだけ考えて眠る.md +++ b/content/post/キーボードのことだけ考えて眠る.md @@ -76,8 +76,8 @@ Leopold FC660Cはどちらでもないが、中身は東プレ基盤で打ち心 このようにして、永遠の道程にも等しい困難な構想が徐々にまとまりつつある。無数の端と端を繋ぎ合わせて、いつか僕の目の前に理想のカスタムキーボードが誕生する日が来るのだろう。そう、あたかも万里の長城のように。中国本土が旧正月に入るまでにはなんとか発注を済ませたい。 ## おわりに -ここ一週間、キーボードのことだけ考えて眠っている。ひとたび火が付いてしまったからには自然鎮火を待つしかない。さしあたり別々のスイッチで一台ずつ組む予定だが、それで落ち着く保証はない。次から次へと文字通りの新機軸が到来して、矢継ぎ早にすべてが新しく変わっていくからだ。 +ここ一週間、キーボードのことだけ考えて眠っている。ひとたび火が付いてしまったからには自然鎮火を待つしかない。さしあたり別々のスイッチで一台ずつ組む予定だが、それで落ち着く保証はない。次から次へと文字通りの新機軸が到来して、矢継ぎ早に新しく変わっていくからだ。 -かつて持ち得た資金をすべて投じたピュアオーディオでさえ、こんなに鋭敏な加速感は得られなかった。沼に沈んでいる……というよりは終わりのない斜面を走っているようだ。決して何者にも追われていないし、追っているわけでもないのに、自分でも知らないなにかを目指して走り続けている。 +かつて持ち得た資金をすべて投じたピュアオーディオでさえ、こんなに鋭敏な加速感は得られなかった。沼に沈んでいる……というよりは終わりのない斜面を走っているようだ。決して何者にも追われていないし、追っているわけでもないのに、自分でも知らないどこかを目指して走り続けている。