diff --git a/content/post/革探しの旅Ⅱ:必要にして十分な携行品.md b/content/post/革探しの旅Ⅱ:必要にして十分な携行品.md index 9fd4c0d..a023ce8 100644 --- a/content/post/革探しの旅Ⅱ:必要にして十分な携行品.md +++ b/content/post/革探しの旅Ⅱ:必要にして十分な携行品.md @@ -67,4 +67,4 @@ tags: ['diary','essay'] ## おわりに これまで書いたように人の携行品にはその人のライフスタイルや生き方が反映されうる。なにを持っていくと嬉しいか、嬉しくないか、各々の選択の結果が鞄の中身を通して表現される。そこからは当人の試行錯誤の積み重ね、ある種の教訓めいた文脈をも感じとることができる。 -持ち主にとってもそれは変わらない。真に厳選されし研ぎ澄まされたロードアウトが過不足なく役割を発揮した時、自ら生み育てたモノリシックな決断にますます自信を得られるだろう。一連の営為が最終的に鞄の姿形をも決定づけると考えれば、実は鞄そのものが僕たち自身の表現形の一つを為していると言っても過言ではない。 +持ち主にとってもそれは変わらない。真に厳選されし研ぎ澄まされたロードアウトが過不足なく役割を発揮した時、自ら生み育てたモノリシックな決断にますます自信を得られるだろう。一連の営為が最終的に鞄の姿形を決定づけると考えれば、実は鞄そのものが僕たち自身の表現形の一つを為していると言っても過言ではない。