From b712b91b88e38a31fa0cba55f19a1f7708294eb8 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Rikuoh Date: Wed, 3 Apr 2024 20:44:56 +0900 Subject: [PATCH] fix --- content/post/コメディ専の彼.md | 2 +- 1 file changed, 1 insertion(+), 1 deletion(-) diff --git a/content/post/コメディ専の彼.md b/content/post/コメディ専の彼.md index e3ee20a..4681641 100644 --- a/content/post/コメディ専の彼.md +++ b/content/post/コメディ専の彼.md @@ -5,7 +5,7 @@ draft: false tags: ['diary'] --- -昔、僕の友達に「コメディ専」がいた。文字通り、コメディしか書かない。学内のありとあらゆる文芸サークルや合同誌企画に出没しては、矢継ぎ早にコメディ作品を投下していく誠に恐るべき人物であった。というのも、あからさまにシリアス路線の企画ばかり狙い撃ちにしていたからだ。 +かつて僕の友達に「コメディ専」がいた。文字通り、コメディしか書かない。学内のありとあらゆる文芸サークルや合同誌企画に出没しては、矢継ぎ早にコメディ作品を投下していく誠に恐るべき人物であった。というのも、あからさまにシリアス路線の企画ばかり狙い撃ちにしていたからだ。 その内容ときたら寄稿者たちが念頭に置いているであろうテーマや価値観を殊更に当てこすり、混ぜっ返し、笑い飛ばす意欲に長けており、うっかり紙面に目を通そうものならたちまち顔をしかめること請け合いの代物だった。輪をかけて恐ろしいのは、これらの作品がどれもそれなりに面白かったところである。