diff --git a/content/post/攻めの間食.md b/content/post/攻めの間食.md index 2f96988..f3dc1ee 100644 --- a/content/post/攻めの間食.md +++ b/content/post/攻めの間食.md @@ -25,7 +25,7 @@ tags: ['essay','food'] さらにこういった代物は大抵柔らかくて食べやすい。食べやすいということはすなわち、瞬時に食べ終えられて腹に溜まりにくい特性を持つ。にも拘らずおいしいのだから、一個や二個では当然物足りなくなる。それでは困る。僕はあくまで現行の肉体の秩序を守りたい。邪悪な文明に実権を委ねたくはない。 -どうせ日々間食をするならついでに得をしたい。僕が求めているのは「攻めの間食」だ。普段の食事で摂取しづらい栄養素をここで得る。逆に、なるべくなら糖分も塩分も油も控えめの方が望ましい。それでいてなおかつ、食べ飽きない程度においしくなければならない。僕の答えは、ナッツ類だった。その中でもアーモンドとくるみを選択した。 +どうせ日々間食をするならついでに得もしたい。僕が求めているのは「攻めの間食」だ。普段の食事で摂取しづらい栄養素をここで得る。逆に、なるべくなら糖分も塩分も油も控えめの方が望ましい。それでいてなおかつ、食べ飽きない程度においしくなければならない。僕の答えは、ナッツ類だった。その中でもアーモンドとくるみを選択した。 この二つはどちらも十分に噛みごたえがあって、味わいもそれぞれ違う。前述の栄養素も申し分ない。特に食物繊維の量は目を見張るほどで、僕はこれを食べはじめてから便通で悩んだ覚えがない。玄米食や麦飯が嫌な人でもナッツならそんなに悪くはないだろう。よく噛むと感じるほのかな甘みはコーヒーにも合う。