diff --git a/content/post/目と脳が一致しない三十路のカラースキーム探し.md b/content/post/目と脳が一致しない三十路のカラースキーム探し.md index 778753e..bca94b4 100644 --- a/content/post/目と脳が一致しない三十路のカラースキーム探し.md +++ b/content/post/目と脳が一致しない三十路のカラースキーム探し.md @@ -13,7 +13,7 @@ tags: ["tech"] となると、再びカラースキームを刷新せしめるのはまことにシリアスな急務と言える。さっそく勤務時間にもかかわらず[vimcolorschemes.com](https://vimcolorschemes.com/i/trending)を眺めていたらあっという間に時間が溶けた。なにしろ、ただぱっと見の印象が合っていれば良いわけではない。 -僕の場合、脳の評価が高いものは大抵目に合っていない。知覚的にビビットな色合いを好みすぎているがために、疲れきってからようやく眼球経由でクレームが入る。遺憾ながら肉体は精神の牢獄であり、肉体という名の衆議院に可決された法案はわれわれ精神が属する参議院には決して覆せないのだ。 +僕の場合、脳の評価が高いものは大抵目に合っていない。知覚的にビビットな色合いを好みすぎているがために、疲れきってからようやく眼球経由でクレームが入る。遺憾ながら精神は肉体の下僕であり、肉体という名の衆議院に可決された法案はわれわれ精神が属する参議院には決して覆せないのだ。 Vim環境においては、そのカラースキームが各プラグインに正しく対応しているのかも極めて重要となる。特にTree-sitterと連携できていないと配色がだいぶ物足りない。他にもあれやこれやと数え切れないほど多くの対応すべきプラグインがあり、どれか一つでも満たしていなければ、どこかのタイミングで発色がおかしくなってしまう。今時のカラースキーム製作者の苦労ときたら計り知れない。 @@ -27,4 +27,4 @@ Vim環境においては、そのカラースキームが各プラグインに ![](/img/345.gif) -かくして目と脳の立場を体よく御しつつ、三十路サラリーマンのカラースキーム選びが完了した。などと言いつつも、前のカラースキームとgruvboxも一応インストールしておいて常時切り替えられるようにしておく。この玉虫色の立ち回りこそが厳しい社会で生き残る秘訣ってわけよ。 +かくして目と脳の立場を体よく御しつつ、三十路サラリーマンのカラースキーム選びが完了した。などと言いつつも、前のカラースキームとgruvboxも一応インストールしておいて常時切り替えられるようにしておく。この玉虫色の立ち回りこそが厳しい社会で生き抜く秘訣ってわけよ。