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 しかしいざ施術の段となり、ピアスガンを持った看護師に耳たぶのどこに開けたいか問われると少々戸惑った。耳の軟骨の部分や、鼻や舌など他の部位にも穴が開けられるのは知っていたが、耳たぶ一つの中にも多くの選択肢があるらしい。わずか数cmの穴の位置の違いでそれぞれ文脈が変わる。このような極小の世界観の豊かさについて知悉したいと常々願っている。
 
-とはいえ、不慣れなうちは中央付近でないとなにかの拍子に千切ってしまいそうな気がしたので、今回は標準的な位置に開けてもらった。そして冒頭の文面に戻る。パンチングされる紙ってこういう気分だったんだななどと考えている間に処置が終わり、耳たぶの上に直径二mmのジルコニアが生えていた。これはあくまで穴を保持するためのピアスなので装飾性はあまり高くない。
+とはいえ、不慣れなうちは中央付近でないとなにかの拍子に千切ってしまいそうな気がしたので、今回は標準的な位置に開けてもらった。そして冒頭の文面に戻る。一瞬の激痛の後、パンチングされる紙ってこういう気分だったんだななどと考えている間に処置が終わり、耳たぶの上に直径二mmのジルコニアが生えていた。これはあくまで穴を保持するためのピアスなので装飾性はあまり高くない。
 
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