diff --git a/content/post/20世紀生まれのサイボーグ.md b/content/post/20世紀生まれのサイボーグ.md index 14e0bf0..913e1b6 100644 --- a/content/post/20世紀生まれのサイボーグ.md +++ b/content/post/20世紀生まれのサイボーグ.md @@ -33,4 +33,4 @@ tags: ['diary'] かくして眼鏡という名の視覚オーグメントのアップグレードにより僕の性能は飛躍的に高まった。目を凝らさずに視界の情報を捉えられるだけでなく、明瞭な景色の美しさは数多の言葉を凌ぐ観念をもたらしてくれる。だが、それでもたまに中指がブリッジを押し上げようとする時がある。言うまでもなく、完璧にフィッティングが施された新品の眼鏡がズレることはありえない。 -不具合に対処すべく生まれた挙動自身が、皮肉にも今では新たな不具合に成り代わっている。とはいえ20世紀生まれのサイボーグにOTAの修正パッチは降ってこない。またぞろ、キーボードから離れた手が顔に向かい出したので筋肉を強張らせて止めた。 +不具合に対処すべく生まれた挙動自身が、皮肉にも今では新たな不具合に成り代わっている。とはいえ20世紀生まれのサイボーグにOTAで修正パッチは降ってこない。またぞろ、キーボードから離れた手が顔に向かい出したので筋肉を強張らせて止めた。