## 3/25 8進数から2進数への変換は3桁ずつに区切って行う。4→100 3→011 0→000 5→101 4305→100011000101 同様に16進数から2進数への変換は4桁ずつに区切って行う。8→1000 C→1100 5→0101 8C5→100011000101 最下位ビット(LSB)、最上位ビット(MSB) 2の補数表現:各ビットの値を反転して、最後に1を加算して求める 補数表現の利点:足し算で実質的に引き算ができる 980-530=450ではなく980+470=1450としてから先頭の1を削って求められる 仮数:小数部分のこと 2のn乗の2の部分が基数 イクセス表現:実勢の指数に(2^7-1)=127を加えることで8bitの指数部で-126~+127を表現している ここでは10進数の128の指数が1として扱われる 正規化:仮数部の最上位ビットが0にならないように指数部と調整すること。限られた仮数部を有効に使うために行われる 丸め誤差:四捨五入などにより生じる誤差のこと 桁落ち:値がほぼ等しい2つの数値を減算した時に有効数字の桁数が急激に減少し、それによって発生する誤差のこと 情報落ち:絶対値の差が非常に大きい2つの数値の加減算を行った時に絶対値の小さい方の値が有効桁数内に収まらず、演算結果に反映されないために発生する誤差のこと 打切り誤差:ある程度の値で収束が確認できたところで、処理を打ち切ることで生じる誤差 オーバーフロー:非常に絶対値の大きな値同士の乗算を行った場合、指数部が表現しえる正の最大値を越えることがあり、この時に誤差が発生する(オーバーフローは同符号の加算や異符号の減算を行ったときに発生する可能性がある) アンダーフロー:非常に小さな値同士の乗算を行った場合、指数部での表現範囲の最小値よりも小さい数値が表現できないことがあり、それによりアンダーフローとなる BCDコード:10進数の1桁を2進数4桁に対応させて表現したもの 12345 = 0001 0010 0011 0100 0101 ゾーン10進数(アンパック10進数):10進数1桁を1バイト(8bit)で表す形式。1バイトの下位4bitで0~9までの数値を表現し、上位4bitは文字コードの種類を表す。+6078 = 00110110 00110000 00110111 11001000(1100が符号) パック10進数:10進数1桁を4bitで表し、最下位の4bitに符号を付加する。 2進数のシフト演算:左へ1bit桁移動するたびに数値が2倍になる(2-4-8-16倍) 論理シフトと算術シフト:論理シフトは全ビットを対象とするので負の数は扱えないが、算術シフトは左端1bitぶんを符号ビットとして固定するので扱える シフト演算の応用:乗除算が関連しているケース(10進数の演算式7÷32の結果を2進数で表せ)→それぞれを2進数に直して5bit右にシフトすると求まる 応用2:2進数で表された正の整数xを10倍にせよ→10倍(4+1倍)x2倍 = 2bit左にシフトしてから元のxを足し算して5倍、さらに1bit左にシフトして合計10倍。 排中の法則:A・!A=0 A+!A=1 XOR:!A・B+A・!B NAND:!A・!B NOR:!A+!B ビットマスク演算(ビットの取り出し):特定のビットだけを取り出す操作。取得したいビット位置のみを1としたビット列とのANDをとる。 条件付き確率:P(A|B) P(B) P(A)とそれぞれ置いた時に、P(B)xP(A|B)+P(A)xP(B|A)...というふうに計算していく 逐次ベイズ推定(ベイス更新):求めた事後確率を事前確率として使い反復することで確立精度を高めていくこと 標準正規分布:平均0、標準偏差1に変換した正規分布のこと メジアン:データを数字順に並べたときの中央の値。偶数この場合は中央2つの平均値をとる モード:最瀕値。出現頻度がもっとも高いデータを指す レンジ:データの最大値から最小値を引いて求めるデータの範囲 偏差値:平均が50、標準偏差が10になるように変換した値。xの偏差値=50+10(x-平均)/標準偏差 分散=Σ(x-平均値)^2/n 標準偏差=√分散 53ページまで ## 3/26 行列:数値や変数を正方形や長方形の形に並べ、括弧で括ったものを行列という。横方向が行、縦方向が列、中の数字を要素と呼ぶ。 行列の和:行の数と列の数が同じ場合に演算が可能 行列の積:掛けられる側の列の数と、掛ける側の行の数が同じ場合に演算が可能。結果の行列は掛けられる側の行列✕掛ける側の列数になる 転置行列:元の行列の行・列を入れ替えた行列。行列の対角線で要素が対称になる フィボナッチ数列:2つ前の項と1つ前の項を加えて得られる数列 ニュートン法:最初に真の解に近いと思われる予測値を1つ設定しておき、この予測値を基準にして徐々に真の解に近づけていく 待ち行列理論:平均到着率λ、平均サービス率μ、窓口利用率ρとした時に、ρ = μ/λ 平均待ち時間=1-窓口利用率/窓口利用率*平均サービス時間 動的計画法:問題解決のための過程を何段階かに分け、各段階においてそのつど最適解を求める手法のこと。さらに求めた途中結果を記録しておき、次の段階で利用することによって計算の省力化を行う バリティビット:誤り検出用ビットで1bitぶんある JISコード:漢字1文字を2byte(16bit)で表す シフトJIS:8bitと16bitの混在を容易にしたもの Unicode:世界各国の主な文字体系にすべて対応させるため各文字を2byteで表し、アルファベットや漢字などを統一的に取り扱う文字コードセット。 逆ポーランド表記法:括弧を使わずに演算の優先順位を表せるためコンピュータで扱いやすい"A+B"を"AB+"と表記するように、演算子は直前の2つの項にかかり、演算子は左から処理される オートマトン:入力、処理、出力といったコンピュータの動作をモデル化し、問題解決のための処理手順を定式化したもの 周波数分割多重化方式:FDM。アナログ回線で用いられ、複数利用者の信号を異なる周波数の信号に変調して同時に送信する方式 時分割多重化方式:TDM。デジタル回線で用いられ、時間を細かく分割して、それぞれの信号に一定の時間を割り当て、これを規則的に繰り返しながら送信する方式 符号分割多重化方式:CDM、携帯電話などで利用される方式でCDMA方式とも言う。すべての利用者は同じ周波数を使用するが利用者ごとに異なるコードを割り当てて相手を区別する。送信時と同じコードを用いなければ復調できないため機密性に優れ、周波数帯域を有効活用できる ハフマン符号化:出現率の高い文字を短いビット列に、低い文字を長いビット列に変換することで平均ビット長が短くなるように工夫されている。可逆圧縮方式として多く採用されている 調歩動機方式(低速回線専用):送信データ1文字ごとにスタートビットとストップビットを付けて送る方式で、スタートビットにより同期をとります。1文字が8bitの場合、1文字の送信に最低10bit必要なため伝送効率が悪く、低速の回線(1200bps以下)で使用される SYN同期方式(中速回線用):送信するデータの文字列の前に同期用の符号をいくつか送信し、この符号によって同期をとった後、データを連続送信する方式。1文字分に対応したビット数ごとに文字の区切りとみなして組み立てるので文字間が時間的に空くことは許されない フレーム同期方式(高速回線用):データをフレーム単位で送信する方式。送信するデータの前後にフラグパターンが付けられ、このパターンに囲まれた部分を単位として同期をとる。この方式を用いた伝送制御がHDLCである。送信データがない時は絶えずフラグパターンが送られ、受信側ではそれ以外の信号を受信するとデータが送られてきたと判断する。データの長さに制約がなく高速で大量なデータ送信に向いている A/D変換の順序:標本化→量子化→符号化 標本化:連続的に変化しているアナログデータに対して、一定間隔ごとにその瞬間の値を測定する。1秒間に行う標本化の回数をサンプリング周波数と呼び、単位にHzが使われる 量子化・符号化:量子化では測定した信号の値を適当な整数値に丸め、符号化でその値をnビットの2進数に変換する。nの値が大きいほど精度に優れるがデータ量も多くなる。サンプリング周波数8kHzで8bitで符号化した場合の秒間データ量は8000*8=64kbitになる。 標本化定理(シャノンの定理):対象となるアナログ信号の最高周波数をfとすると、2f以上の周波数で標本化して伝送すれば受信側で元のアナログ信号に復元できる リストの特徴:データの挿入と削除にポインタの変更しか行わないためデータが物理的に並んでいなくても構わない 木構造:階層構造でデータを管理するもので木を逆さにしたゆおな形をしている。個々の要素を節(ノード)と呼び、節同士は親子関係を持つ。親を持たない最上位の要素を根(ルート)と呼ぶ。子を持たない最下位の要素を葉(リーフ)と呼ぶ バランス木:根から葉までなるべく同じ深さになるようにした木構造 B木:1つの節が複数の子を持つ木構造。葉までの階層の深さがすべて等しい多分木をB木といい、データ量が多くなっても探索効率がよいとされる 手続きと関数:戻り値を返さない場合を手続き、返す場合を関数とする 番兵法:配列の要素数が確定しない時、データの終了を判定するため有効ではない値を入れておく手法 二分探索:排列要素が値の昇順または降順に整列済みであることを前提とした配列に対して行う効率のよい探索方法。配列の要素を次々に二分して探索範囲を絞っていく ハッシュ表探索:ハッシュ法を利用したものでキーの値をデータに格納される位置に直接またはハッシュ関数により変換して関連付ける方法。探索時も同じ方法で格納位置を探し出すため、探索時間はもっとも短い。ただしハッシュ関数による変換の際、異なるキー値から同一の格納場所が得られる衝突の発生が避けられない。この時、先に格納されているデータをホーム、衝突を起こしたデータをシノニムと呼ぶ 計算量:O(n)(要素nに比例する)、O(1)(直接特定可能)、O(log2n) 基本選択法:範囲内の最小値を配列の先頭要素から順に格納していく整列法 バブルソート(基本交換法):隣接する要素同士の比較と入れ替えを繰り返し行うことで、すべての要素を整列する整列法 クイックソート:複数のデータの中の適当な要素を基準値とし、この基準値より小さい要素は基準値より前方に、大きな要素は後方に振り分ける。さらに基準値の前方データと後方データにおいて新たに基準値を決めて次々と分割していく。これをそれぞれの要素が1つになるまで繰り返すことで整列を行う マージソート:データ配列をいったん分割して並べ替えた後、再び併合することで整列を完成させる方法 部分文字列の置換処理:配列に収められた文字列の中から該当する部分文字列を探索し、別の文字列で置き換える処理のこと 文字列圧縮処理:置き換える部分文字列が元の部分文字列より短く、全体として文字列が短くなる場合を文字列圧縮処理を呼ぶことがある コントロールブレーク処理:コントロールを行うキー項目の変化(ブレイクポイント)を捉えて処理手順を変える手法 突き合わせ処理:整列済みの2つのファイルのレコードをキー項目によって統合し、1つのファイルにする処理を併合(マージ)と言う 再入可能:1つのプログラムを複数のプロセスで同時実行しても、それぞれに正しい結果を返すことができる構造のこと 逐次再使用可能:他のプロセスが使用し終わった主記憶上にあるプログラムを、再び補助記憶装置から主記憶へロードし直さなくても、正しく実行できるプログラム構造のこと 再配置可能:主記憶上のどのアドレスにも再配置できるプログラム構造。一般的なプログラムはこの形をしている 引数:実行に必要な値を実引数、サブルーチン側のパラメータを仮引数と言う オブジェクト指向言語:データとそれに関する操作や手続きをオブジェクトの単位にまとめ、処理はオブジェクトへの要求という形で実現する UML:オブジェクト指向分析で用いられるモデリング言語。システム開発における業務の流れの分析やシステムに要求される機能、構造を図示することができる 113ページまで ## 3/27 CISC:複雑な処理を1命令で実行するためにマイクロプログラムを採用したCPUのアーキテクチャ RISC:命令数を減らして単純化し、1命令の長さとその処理時間を一定にすることでパイプライン処理などの高速化を実現している。単純な命令をハードウェアで実行(ワイヤドロジック)し、複雑な処理はその組み合わせで実行する 制御用レジスタ:次に実行する命令のアドレスを記憶する命令アドレスレジスタと、主記憶から読み出された命令を格納する命令レジスタからなる 演算用レジスタ:演算結果や途中のデータを格納するアキュムレータ(累算器)と、命令のアドレス部を指定する値が入るインデックスレジスタからなる 命令サイクル:主記憶装置から命令を取り出し、解読する工程で命令フェッチとも呼ばれる マシンサイクル:命令の読み出し→命令の解読→有効(オペランド)アドレスの計算→取り出し→実行といったステージに分割できる。この1ステージの実行に要する時間をマシンサイクルと呼ぶ クロック:マザーボード上の複数の装置が、タイミングを合わせて動作するために発生させる信号。クロック周波数とは、その信号の周波数(時間あたりの発生回数)を表す プロセッサとCPU:プロセッサは処理を行う装置全般を含み、CPUは中央処理装置を指す CPI:1命令の実行に必要なクロック数を表す単位。10CPIなら10クロック/命令になる MIPS:1秒間に実行可能な命令数の単位 FLOPS:1秒間に実行可能な浮動小数点演算命令数の単位 VLIW:長くとった命令語に複数の命令をまとめておき、並列動作させる方式 DRAM:1bitの情報を記憶するメモリセルがコンデンサとトランジスタで構成されているICメモリ。構造が単純であるため安価に製造でき主記憶装置用に使用される。 マスクROM:出荷時にデータが書き込まれており内容の変更ができない PROM:一度だけ書き込めるが消去はできない EEPROM:バイト単位で書き換えが可能でBIOSや制御プログラム格納用に使用されている フラッシュメモリ:EEPROMを改良したものでUSBメモリなどに使用されている現行の主流 バリティチェック:バリティビットを用いてデータのエラーを検出する。検出はできても訂正はできない ECC:より信頼性の高いエラー訂正機構。自動的にエラー訂正ができる。ハミング符号が用いられている キャッシュメモリ:CPUの動作速度と主記憶装置のアクセス時間のギャップを産める、高速小容量のメモリ。プログラムは最近アクセスした命令やデータに再度アクセスすることが多いという性質をうまく利用している キャッシュのヒット率:呼び出したい情報がキャッシュメモリにない確率をNFP、逆数の1-NFPをヒット率と呼ぶ。ヒット率が100%に近くなるほど実効アクセス時間はキャッシュメモリのアクセス時間に近づく ライトスルー:実行時にキャッシュメモリと主記憶装置の両方に書き込む。速度の遅い主記憶装置にも書き込むので読み込み時にしかキャッシュの効果が出ない ライトバック:キャッシュメモリにだけデータを書き込んでおき、実際に主記憶装置への書き込みは後で行う方式。書き込み時にもキャッシュの効果が出る メモリインタリーブ:連続した領域が読み書きされる場合が多いという性質を利用してアクセス効率を向上させる方式。主記憶装置を複数のバンク(2〜32個)に分け、バンクごとに独立してアクセスできるようにバスを配置、さらにバンクをまたがってアドレスを割り振っておく。 磁気ディスク装置記憶容量=1セクタあたりの記憶容量*1トラックあたりのセクター数*1シリンダあたりのトラック数*磁気ディスク全体のシリンダ数 平均回転待ち時間:1/2回転に要する時間 データ転送時間:転送データ量/データ転送速度 平均待ち時間:平均位置決め時間+平均回転待ち時間 アクセス時間:平均位置決め時間+平均回転待ち時間+データ転送時間 バッチ処理:データを一定期間蓄積しておき一括で処理する形態 トランザクション処理:発生したデータを処理し、その都度確定しながら進めていく形態 デュプレックスシステム:通常時は主系で主要業務を、従系でバッチ処理などリアルタイム性の低い業務を行わせる。障害発生時に役割を交代する RAID-5:冗長情報に加えて分散記録もしている RAID-6:異なるバリティを同時に記録して同時に2台壊れても復旧可能。最低4台のディスクが必要 ターンアラウンドタイム:処理要求が発生してから完全に処理結果の出力が終了するまでの時間 スループット:与えられた時間内にシステムが処理できる仕事量によって処理能力を評価するための指標 キャパシティプランニング:システム構築や改変の際に求められる要件に応じたシステム構成を計画すること 故障率:MTBFの逆数(1/MTBF)を故障率と呼び「単位時間あたりに故障する確率あるいは故障回数」を表す 信頼度:逆に(1−故障率)は信頼度と呼ばれる RASIS:信頼性、可用性、保守性、完全性、機密性の頭文字をそれぞれとった、コンピュータシステムの信頼性を表す指標 MTBF:平均故障間隔。信頼性を表す尺度。MTBF=x1+x2+x3...xm/mで求める MTTR:平均修理時間。保守性を表す尺度。MTTR=y1+y2+y3...yn/nで求める 稼働率:可用性を表す尺度。システムが稼働している確率を表している。MTBF/MTBF+MTTRで求める 並列システムの稼働率:1-(1-装置Aの稼働率)*(1-装置Bの稼働率) バスタブ曲線:ハードウェアライフサイクルによるシステム故障率の推移を表している カーネル:OSの核にあたる制御プログラムのこと。カーネルに必要な機能のみを残し、そのほかはカーネル外のモジュールとして独立させる考えをマイクロカーネル、逆に機能を充実させる考え方をモノリシックカーネルという OSが行う管理:仕事の単位を連続実行する、CPUの有効活用、装置を意識しないデータの扱い、入出力装置や入出力の制御、主記憶装置を効率よく活用、回線制御、伝送制御手順やプロトコルの取り決め、端末制御などを行う シェル:コマンドを解釈してカーネルの機能を呼び出すプログラム API:OSがアプリケーションに対して様々な機能を提供するための関数やコマンド群。開発者はAPIを使用することでOSが備える基本的な機能を応用ソフトウェアに実装することができる JCL:ジョブステップを指定するための言語 スプール:低速な装置にジョブの結果を出力する場合、一旦ディスク装置にデータを書き込んでおいて後からCPU処置と並行して入出力を行う領域。 プロセスとスレッド:UNIXにおける駆動用の概念。スレッドはプロセスをCPU単位に細分化したもの ディスパッチャ:タスク指名ルーティンとも呼ぶ。実行可能状態のタスクを調べ、もっとも優先順位の高いタスクを実効状態にしたり逆に中断したりする PSW:実行中のプログラムの状態を示す値が格納される数バイトの領域 ポーリング制御方式:割り込みが発生しない機器に使用される制御方式。入出力の状態を一定周期で問い合わせて処理のタイミングを図る 161ページまで ## 3/28 コンパクション:ガーベジコレクションと同じ。断片化した空き容量をまとめる スラッシング:仮想記憶管理においてページングの多発によりシステム性能が極端に低下する現象 FIFO:実記憶装置のページの中でもっとも古く存在するものからページアウトする LRU:実記憶装置のページの中でもっとも長い時間参照されなかったものからページアウトする LFU:実記憶装置のページの中でもっとも参照回数の少なかったものからページアウトする クラスタ:パソコンのディスク装置上での記憶領域の最小単位のこと。1クラスタは数セクターからなり、クラスタサイズはシステムによって異なる 順編成:物理的に連続して記録するため記録効率は高い。ただしキーによる直接アクセスはできない 直接編成:関数を用いてキーの値をアドレスに変換し、記憶媒体の格納位置を決める。レコードに直アクセスできて追加も容易。ただし記憶媒体の空き領域が多く発生するので利用効率が悪い 索引編成:基本データ域、索引域、あふれ域で構成される。順次アクセスとキーによる直接アクセスの両方ができる。また追加や削除も全体を作りかえずに行える。ただし次第に断片化が発生する 区分編成:メンバと呼ばれる複数の順編成ファイルを各メンバの格納先頭アドレスを管理するディレクトリで管理し、メンバ単位にアクセスを行う方法。 VSAM編成:物理的な装置に依存しないファイル編成ですべてのアクセス方法を使用できる テストカバレッジツール:テストデータが通ったプログラム経路を調べながらカバー率を出力する テストベッドツール:テスそのための動作環境を提供するツール インスペクタ:構造体などのデータ構造についてその内容を見やすい形で表示する アサーションチェッカ:プログラム中に挿入して変数の間で論理的に成立すべき条件が満たされているか確認する 動的リンキング:プログラムの実行時に必要となった共用ライブラリやシステムライブラリのモジュールを動的に連係して使用する方法。このモジュールの集合をDLLと言う 半加算器:1桁の2進数の加算を行う回路。桁上がりの数を考慮する。ANDとEOR 全加算器:入力に下位桁からの桁上がりを含め、1桁の2進数の加算を行う回路 FPGA:プログラムによって論理回路を書き換えられる集積回路の一種 シーケンス制御:決められた動作に従って制御を進めていく方式 フィードバック制御:あらかじめ設定された目標値と現在の状況を比較し、両者を一致させるように制御を行っていく方式 電池容量の公式:Ah / 電流A ヒューリスティック評価:利用者が満足できる度合いであるユーザビリティを評価する指標 隠面消去:手前の物体によって隠れる部分を削除。カメラから物体へ届く光を追跡し、物体との光の交点ごとに一番手前になる面を計算する手法をレイトレーシングと言う ラスタライズ:数値で表されていた形状を、対応する画素で表現。ジャギーが目立たないよに加工する処理をアンチエイリアシングと言う。 データベースの利点:データの一貫性(完全性)、データの独立性(独立性)、データの同時利用(安全性) 3層スキーマの目的:データの概念と論理構造、物理構造が独立させている点にある。これは物理的な格納位置に変更があった時もプログラムに影響しないという利点がある エンティティ:人、場所、商品のような具体的なもの、技能、納品などの抽象的な概念を表す。主キーが必要 リレーションシップ:2つのエンティティ間にある関係を表します アトリビュート:エンティティやリレーションシップが持つ特徴や性質を表します 参照制約:外部キーを設定することにより、表同士に矛盾が起きないよう制約を行うこと 第1正規化:繰り返し部分が1つの独立したレコードとなるように固定部分を補う 第2正規化:主キーの一部だけから特定できる項目を別の表にする。分割した表と元の表には関連付けを行うため必ず同じ項目をもたせる 第3正規化:第2正規形のデータのうち、キー項目以外でも特定できるデータ項目を分割する declare文:親言語方式でカーソルを定義する fetch文:親言語方式でレコードを読み込む ACID特性:データベースに対する操作を最小単位まで細分化した時、すべての処理が完了するかどの処理も行われていないのどちらかで終了する性質(原子性)、更新処理などでデータが変更された場合に構成する複数のデータ間に矛盾が生じない性質(一貫性)、複数のトランザクションが同時にデータベースにアクセスしても相互に干渉せず、順序付けて実効した場合の結果と一致する性質(分離性)、一旦更新されたデータベースの内容が障害などで消失しない性質(持続性)をすべて備えている概念 ウォームスタート:データベースが稼働状態で行うリスタートのこと。更新エラーなどのロールバック処理が該当する コールドスタート:ハードディスクの交換後システムの再起動を行うような場合を指す ロールフォワード:ロールバックで復元できない場合は最新のバックアップを使用してデータベースを復元する データマート:データウェアハウスで蓄積された膨大なデータの中から特定の利用者が必要とするデータだけを抽出して作成されるデータベース。対象となるデータが絞り込まれているため、検索や分析を効率的に行うことができる ネットワークトポロジ:バス型(1本の伝送路に多数のノードを接続できるため配線のコストが安い)、スター型(個々のノートを中心となる制御局に接続した形態。ノード障害の検出が容易だが制御局に障害が発生すると全体がダウンする リング型:両隣のノードを接続して全体としてループ状に構成する フレームの形式:LANの伝送路上を流れるデータの単位をフレームと呼ぶ。FCSは誤り検出のための情報。あの、ギガビットイーサネットでは最低でも512バイト以上になるように調整する ACK信号:受信側から成功したことを送信側の通知する信号 ハブとスイッチングハブの違い:ハブが中継のみを行うのに対して、スイッチングハブは接続されている端末情報を記憶する機能を持ち、宛先が存在する場合にのみデータを送信する。端末の識別にはMACアドレスが用いられる データ伝送時間=伝送データ量(bit)/(データ伝送毒度*回線利用率) 回線利用率=実際の単位時間あたりの伝送データ量/伝送可能な最大データ量 OSI基本参照モデル各層の役割 第1層:物理層 通信回線を流れる電気信号の取り決めや、接続用のケーブルやコネクタのピン形状などを規定する 第2層:データリンク層 隣接する端末間において確実なデータ転送を行うためのプロトコルを規定。HDLCなどの伝送制御手順が該当する 第3層:ネットワーク層 ネットワークアドレスを設定し、目的の端末までの通信路を提供するプロトコルを規定する 第4層:トランスポート層 通信網に依存しない高品質な通信路を設定する 第5層:セッション層 送信先との論理的な通信路の確立や切断を行い、通信方法を決める役割を果たす 第6層:プレゼンテーション層 アプリケーション層のデータを共通の形式に変換したり、暗号化やデータの圧縮・伸長を行う 第7層:アプリケーション応用層:アプリケーションに応じたデータ通信機能を提供する L2スイッチ:スイッチングハブと同じ。スイッチング機能を持たないハブをリピータハブと呼ぶことがある リピータ:OSI第1層レベルで伝送路を接続し、単純に電気信号を増幅・整形することで伝送距離を延ばす装置 ブリッジ:OSIの第2層でセグメントを接続する中継装置。 レイヤー3スイッチ:OSIの第3層でネットワーク間を接続するルータのルーティング機能をハードウェアで実現した装置。L2スイッチの機能を内包している。 ルータ:異なるネットワーク間をOSIの第3層のレベルで接続するための装置で、パケットの中継と経路制御を行うルーティング機能を持つ ゲートウェイ:第4層のトランスポート層以上が異なるネットワーク相互間を、すべての層でプロトコル変換を行うことにより接続する装置 HDLC:フレーム同期でやり取りする方式で、高い伝送効率、高信頼性が特徴。送信権制御は1次局の指示に従い、2次局が送受信を行う ARP:IPアドレスからMACアドレスを求めるためのプロトコル RIR:地域インターネットレジストリ CIDR:サブネットマスクでネットワーク部の長さを識別する方式 NAPT:グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを「1対多」で対応させる機能。現在ではこれをNATと呼ぶことが多い。IPマスカレードと呼ばれることもある NFV:複数の物理的なネットワーク装置を組み合わせ、共有の汎用サーバ上においてソフトウェア的にネットワーク機能を実現する技術 SNMP:TCP/IPにおけるネットワーク管理を行うためのプロトコルの1つ。具体的にはサーバやネットワーク機器、サービスの稼働状況を監視することができる 270ページまで ## 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